書斎づくり=秘密基地づくりについて
一軒家に比べマンションは部屋数やスペースが限られます。この記事の筆者は2畳ほどの小さな部屋がある珍しい間取りのマンションを購入しました。
2畳の小さな部屋を快適な書斎に作り上げていった過程をご紹介させていただきます。書斎作りの参考になれば幸いです。
□新築マンション購入を考えている方
□自宅リフォームを考えている方
□マンションで書斎づくりを考えている方
□書斎づくりの実例を参考にされたい方
掲載情報
「男の隠れ家」2022年3月号にて秘密基地のようなミニ書斎という特集で紹介されました。
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小部屋のある間取り
筆者が購入したマンションはリビング横に160センチ×170センチの約1.7畳の小さな部屋がある間取りで、入居者によって使用の選択肢が選べる、マンションでは珍しい間取りでした。
この小部屋を書斎として活かすため購入してから、情報収集を実施し理想の書斎を目指し、有償で建築会社に相談していきました。
実際は建築会社に相談したというよりは、希望を図解化しマンションの販売会社に説明し、細かく希望を連動してもらいました。
【間取り】
狭い書斎づくりポイント①
理想の書斎づくりポイント1は情報収集です。
マンション購入まで家の間取りやインテリアに興味がなかった筆者は、漠然と「こんな書斎にしたい」というのはありましたが、具体的には何も案はなかったので書斎についての情報収集から始めました。
まず情報収集に活用したのが雑誌でした。「男の隠れ家」という書斎づくりにぴったりの雑誌がありましたのでそちらを参考にさせていただきました(そして完成から2年後に取材掲載いただきました)
もう1つはInstagramでした。
Instagramでは実際にご自宅で書斎がある方の写真がたくさん投稿されていたので、こちらも参考になりました。
雑誌とInstagramを活用し筆者の理想の書斎像というのがイメージできるようになりました。
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#は「書斎」です
狭い書斎づくりポイント②
理想の書斎づくりポイント②はイメージを整理して伝えることです。
雑誌とInstagramを参考に理想の書斎のイメージが固まったら、写真を組み合わせて具体的にどんな書斎にしたいかをパソコンにまとめました(写真貼り付けてサイズを記載しただけです)
書斎の机や本棚の高さやサイズは家具屋のHPでサイズの相場を調べて、それを実際に自分で採寸することで決定していきました。
(例)だいたいのメーカーの書斎の机の高さは72センチだったので、そちらをそのまま採用しました
【写真で整理】
※写真のように書斎以外も同じ方法で相談しました
【パソコンで細かく希望を整理】
こんな感じでまとめた上で販売会社へ希望を伝えました
図解でまとめたこだわったポイント
備え付けの机のサイズは奥行き50センチがベスト
(狭すぎると作業がしにくい、広すぎると部屋が狭くなる)
(机より下の位置にしかコンセントがないと不便 コンセントの位置は机より上に移設)
希望に対してのマンション販売会社の返答
マンションの販売会社からはこのレベルの変更であれば、販売会社の間取り変更担当がある程度の図面は書けるので、施行会社やデザイン会社に頼まなくてもできると思いますと言われました。
頼めばもっといいアイデアをもらえるかもしれませんでしたが、デザイン料金などもかかるため、筆者の希望の図を基に販売会社に細かな図面?(写真の用紙ですが設計図とは言えるレベルではないかもしれません)をお願いしました。
それで出来上がった図面がこちらです。
特に訂正箇所はなかったので、サイズと見積もりの確認を実施しました。
【見積書】
書斎だけだと税抜きで698,000円でした💦
筆者の希望通りであり、担当者との関係性から1社しか見積もりも依頼できていなかったため、金額交渉はせずに合意しました。
担当いわく値引きはできないと言っていましたが、それ以上は突っ込まずでした。
理想の書斎づくりポイント③
理想の書斎づくりポイント②は内覧会です。
分譲マンションのため完成まで進捗を確認することができないので、そこからはひたすら待つだけの日々になります。
進捗確認ができないので、ポイント①②を実施した後は内覧会の日に全てをかけるしかありません。
内覧会の日に自身が出した希望と相違がないか時間をかけて隅々まで確認する必要があります。
【内覧会時の写真】
筆者の場合コンセントだけ希望の位置とズレていたため修正を依頼しました。
◾️レビューノート
内覧会で指摘したコンセントの位置
改善されていました💡 pic.twitter.com/sF5Jep4lHR— レビューノート (@D1rDk114wLY2Qw5) October 4, 2021
狭い書斎づくりまとめ
書斎づくりをしてみて分かったこと/学んだことは
①分譲マンションにおける有償変更の難しさ(ハウスメーカーと違いマンション側にプランがないため自身で変更希望を明確にする必要あり)
②分譲マンションでは内覧会の日まで施行の工程を確認できないため、きちんと希望が伝わっていないと途中で指摘ができない
③雑誌×Instagramが書斎づくりの参考において最適解ではないだろうか
④間取り変更にしろリノベーションにしろ自身の希望の整理は必須で、それを依頼先に的確に伝えることが後悔のない買い物を生む
★おまけ★
アクセントクロスはチョークで落書きができるタイプ
↑バンクシー風の落書き↑
テーマは「不労所得への憧れ」
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https://selecaoblog.com/perforated-board-how-to-store/